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　日立製作所は２５日、タイ鉄道公団（ＳＲＴ）から受注したバンコクレッドラインプロジェクト向けの新型車両の出荷を開始したと発表した。

　第１編成（６両）および第２編成（４両）を完成させ、同日笠戸事業所（山口県下松市）から出荷した。来年６月までに全２５編成（１３０両）を出荷する予定だ。

　このバンコクレッドラインプロジェクトは、タイ政府が進める大規模事業計画の一つで、バンコク市中心部のバーンスー駅を起点とし、北に２６．４キロメートル、西へ１４．６キロメートルにわたる新しい鉄道路線。北線では日本政府からタイ政府へ供与される円借款を利用し、西線ではタイ政府自己資金にて建設が進められている。