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　常石造船は１１日、フィリピンのセブにあるツネイシ・ヘビー・インダストリーズ・セブ（ＴＨＩ）で初建造した新型船１９００ＴＥＵ型コンテナ運搬船の１番船を引き渡したと発表した。

　この運搬船は、タイのバンコク港に入港可能な最大船型バンコクマックスとしての主要目の制限（全長：１７２メートル、船幅：２８．４メートル）を維持しつつ、貨物艙や艤装品の配置を工夫することで積載能力を最大化しており、従来のバンコクマックスでは積載可能なコンテナ数（２０ＦＴコンテナ換算）が１８００個前後のところ、新型船はバンコクマックスとして最大級の１９４４個のコンテナが積載可能。また独自の省エネ技術を用いて、高い燃費性能を実現しているそうだ。