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　旭化成せんいは、タイのスパンボンド不織布の製造・販売会社である旭化成スパンボンド・タイランド（ＡＫＳＴ）の設備の増強を決定したと発表した。

　新設備の生産能力は年２万トンで、既存の設備と合わせ年産４万トンとなる。

　アジア各国で紙おむつ市場が急拡大しており、それに対応するため２０１２年にＡＫＳＴの稼働を開始した。今後もさらなる成長が見込めるとともに、紙おむつ素材の高度化への対応や品質、コスト面での競争力強化の観点から、独自技術による高品質なスパンボンド不織布製造設備の増設を決定した。

　新設備は今年６月に着工し、来年１１月に稼働開始予定。