タイベジタブルオイル(TVO)[THAI VEGETABLE OIL]取締役セタサン氏は今年度の残り3四半期(Q2〜Q4)業績傾向が、第1四半期(Q1)の好調な業績のまま推移しているため、今年度の利益を、前年比60%増の20 億バーツ、また売上総利益率がQ1の利益率をキープすると予測した。Q1の売上は約60億バーツで、利益が約5億8500万バーツ。2000トンの今年生産力拡大は、現在の生産力では、これからの需要に対応出来ないと述べ、株式市場で20〜22億バーツ資金を調達し生産力拡大するとしている。現在、植物油価格の傾向は、バイオエタノール等の原油代替燃料の需要増により、世界市場で上昇すると予想される。
また、現在の大豆販売価格が、年初付16バーツ/k.g.から、19.20バーツ/k.g.に上昇したため、同社は商業省に大豆油販売価格を、8.50バーツ/ボトル上げる事を提案している。もし許可が得られなければ、輸出に向けるという。
シコー証券 (SSEC)[SICCO Securities]分析副部長、サラウット氏はタイハ(KASET)[THAI HA]とラムソーン(LST)[THAI HA]株が、タイ株式相場が下落するにも関らず上昇しているのは、世界の石油価格高騰につれて代替燃料の需要が高まり、農産物価格が上昇するだろうと述べた[THAI HA]とラムソーン(LST)[THAI HA]株が、タイ株式相場が下落するにも関らず上昇しており、推奨している。