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　住友商事は、セントラル・リテールおよびＩ．Ｃ．Ｃ．インターナショナルとともに、タイでテレビ通販事業を展開する会社設立に向け検討することで合意したと発表した。

　タイ消費市場は安定的に向上する所得水準に支えられている東南アジア有数の市場で、近年では高い購買力を有する中間所得層の拡大に伴い、消費活動の多様化も進んでいるとし、各社の強みを活かすことで、５年後に５０億バーツの売上高、そして同事業のリーディングカンパニーを目指す。

　業界トップのジュピターショップチャンネル（ＪＳＣ）を抱える住友商事は、以前から将来的な成長に向けアジア各国で同事業の展開を検討していた。

　同事業会社の設立に向け協力するセントラルは東南アジアにおける最大規模のコングロマリットでセントラルグループの小売部門企業。またアイ・シー・シーは流通のタイ国内大手サハグループの中核を担う消費財卸企業。