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　東洋製罐は昨日（３１日）行われた取締役会で、タイ中部ラヨーン県イースタンシーボード工業団地に樹脂被覆アルミ材の製造販売子会社を設立することが決定したと発表した。

　事業基盤の拡大および収益性の向上を図るべく、今後の容器需要が期待できるＡＳＥＡＮや中国を中心に海外事業展開を積極的に展開しており、同社の戦略製品である環境配慮型容器「aTULC（Aluminum Toyo Ultimate Can）」の海外展開を推進するにあたり、「aTULC」の材料である樹脂被覆アルミ材の供給能力増強を目的とした材料製造拠点として、タイに拠点を設立することが決定した。

　設立は今年１０月を予定、資本金は１０億１２００万バーツ、東洋製罐が１００％出資する。