各報道によると、4日2:00過ぎ、26歳の男性がバンコクのプラナコン区内にある首都圏警察本部サムラーンラサドン署を訪れ、父親(50)と共に反独裁民主主義同盟の自警組織グループに暴行され負傷したと訴えた。
男性によると、宴会への出席を終え自宅に帰るために自宅に通じる脇道の入り口に置かれていた同盟自警組織の鉄柵を動かした際に倒れた鉄柵の大きな音を聞いた3-4人の同盟の自警組織員が何らかの嫌がらせ目的と勘違いして暴行を振るって来たという。
一方、警察に向かう男性のあとを追いかけてきた自警組織責任者は、当時現場にいた配下から、酒に酔っていた親子が鉄柵を倒すと共に自警組織員を罵ってきた為、制止しようとしたところ親子が暴行を振るって来た為取っ組み合いになったと聞かされていると警察に説明しているという。
ただ、自警組織責任者によると、当時現場にいた自警組織員が既に現場から逃走しているおそれがある為、事件発生当時の状況の再確認はほぼ不可能な状態だという。
警察側は、まだ酒に酔った状態にある男性を一端家に帰し、酔いを醒まさせた上で再度詳細に事情聴取を行う方針である事を明らかにした。
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