民主党のステープ幹事長が、タイ・ラック・タイ党による小政党買収疑惑を裏付ける証拠の一つとして防衛省内に設置された監視カメラの映像を公開した事に関してタンマラック暫定防衛大臣は30日、側近を通じて6月2日に記者会見を開き真相について説明する方針を明らかにしました。 側近筋によると、タンマラック暫定防衛大臣は大臣執務室に通じる通路に監視カメラが設置されている事に関しては認めているものの、映像に映し出されているタンマラック暫定防衛大臣とされる人物に関しては別人であるとし、また小政党の党首と会っていたとされることに関しても否定しているようです。(タイ・ラック・タイ党のヂャトゥポン報道官は、写真の人物は本物である。しかし後から加工して貼り付けられたものであると主張) また、今回の監視カメラ映像の流出に関して、防衛省の警備担当責任者の責任を追及する動きも確認されているようです。 尚、公開された映像に映っているとされる国家開発党党首のチャワガーン・トーサワット氏は、映像は本物であると発言しているようです。 一方、民主党のアピシット党首は30日、タイ・ラック・タイ党に対して事実を歪曲する為に政治的なゲームを仕掛けのを止め、早急に公開された映像に関する真相を明らかにするべきであると指摘していました。 参考:
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