28日2:00前、民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏系のテレビ局ASTV付近で3発の爆発音と、それに続く銃の発砲音が聞かれた。
連合側は爆破攻撃にM79が使用されたと主張している。
この爆破・銃撃に絡んで銃器類の不法所持の容疑で逮捕されたASTVの警備に当たっていた連合の自警組織に所属する41歳の男は、爆発音が聞かれた後に裏手のチャオプラヤー川を高速で通りかかった船から銃を乱射してきたので応酬の為に銃を発砲したと主張しているという。
警察によると、警察が現場に到着した際に男が所持していた銃を川に投げ捨てるなど不審な動きが見られ、また、男の所持品から2つのマガジンと多数の銃弾が発見されているという。
また、連合が占拠しているドーン・ムァン空港では、28日2:00前と5:00前に連続して銃の乱射が発生したが、初期報道段階では人的な被害は確認されていない。
一方、連合は27日夜、親政府派のカッティヤ・サワディポン少将の配下が、南部の分離主義組織が爆破攻撃の際に使用しているものと同型の携帯電話機をMBK内で大量に買い占めたとの情報があることを明らかにした。
参考
http://www.manager.co.th/Crime/ViewNews.aspx?NewsID=9510000140762タイの地元新聞を読む