チャート・タイ党のニゴン副党首は14日、国民から受け入れられる選挙を実現させる上でも選挙委員会の4人の委員は辞職するべきであると語りました。 また、やり直し選挙に向けたチャート・タイ党の方針に関しては、政治改革、経済・社会問題の解決を中心に、特に政治改革に関しては、より多くの国民への権限の委譲、90日ルールを30日に緩和、選挙委員会の権限の見直し、独立機関の委員の選出方法の見直し、首相に対する不信任決議審議案提出に必要な下院議員数の見直し及び比例代表制から当選者を出すことが出来る獲得票数を現行の5%から1%への緩和を推進させたいとしました。 一方、民主党のオンアート報道官は、辞任してしまうと背後で選挙委員会委員を操作し委員会の独立性を脅かした大物の存在が白日の下に晒されるのを忌諱して辞任できないのだろうと指摘した上で、レッド・カードやイエロー・カードの決定権限を最高裁判所に委譲する云々について検討する前に、まず自分たちに対してレッド・カードを出すことについて真剣に考えるべきであると皮肉混じりに選挙委員会の委員の辞任を要求しました。
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