15日夕方、チャワリット元首相と約50分間に渡って会談を行ったチャルゥム・ユーバムルン警察大尉は、席上でチャワリット首相が次期総選挙に出馬する意向を示していた事を明らかにした。尚、政界進出に向けた今後の方向性に関しては、直接チャワリット元首相の口から明らかにされるとのこと。 チャルゥム警察大尉によると、チャワリット元首相は国内対立や南部情勢、貧困問題に強い憂慮を表明した上で、国益の為に政界に復帰する意欲を見せた上で、パラン・プラチャーチョン党への合流も有り得ることを示唆していたという。 また、総選挙に関しては、依然国民から支持を受けているタクシン元首相とタイ・ラック・タイ党の政策を踏襲するパラン・プラチャーチョン党と民主党との二大勢力間のぶつかり合いになるとの認識で両者一致したという。 一方、チャルゥム警察大尉は、チャワリット元首相と共同で新党を立ち上げる可能性に関してはコメントを避けものの、パラン・プラチャーチョン党が二男と三男の擁立に応じなかった場合は党を離脱する考えには変わりはないとした。
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