チャート・タイ党暫定副党首のチューウィット・ガモンウィシット氏は13日、総選挙前にタクシン暫定首相が次期首相指名辞退ないし政界一時引退を宣言する事はあり得ないとの認識を示しました。 同氏によると、所謂草の根層がタイ・ラック・タイ党ではなくタクシン・チンナワット警察中佐を支持している状況では、自らが党首を務めているタイ・ラック・タイ党を選挙戦で勝利に導くためにも首相指名辞退や一時引退を宣言する事はある得ないとのこと。 また、民主党が政権奪取を視野に選挙戦を戦い抜く方針を明らかにしている事に関しては、仮にタクシン暫定首相が首相指名辞退や一時引退を宣言した場合は、民主党やチャート・タイに票が流れる事もあり得るが、現状ではバンコクや南部を中心とした支持層から票を得たとしても下院議会内で150議席を確保することすら難しい状況にあるとの認識を示していました。尚、チャート・タイ党に関しては、現状では前回水準の20議席から25議席を確保するとの見通しを示していました。
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