チャート・タイ暫定副党首のチューウィット・ガモンウィシット氏は13日、次期選挙委員会委員に選定される5人を大胆に予測した上で、国民に対して必要以上に新選挙委員会委員に情勢解決の期待を寄せないよう呼びかけました。 チューウィット氏は発言の中で、15日に開かれる暫定上院議会でウイチャー・マハークン氏、アピチャート・スカッカーノン氏、ウドム・フゥアフン氏、ソムチャイ・ヂュンプラスゥト氏及びスメート・ウパニサーゴン氏の5人が選挙委員会の新委員として選出されるとの見通しを示した上で、ゲーオサン・アティポーティ氏、ナーム・イムイェーム氏、ソットシリー・スタヤタム女史、ワサン・ソーイピスット氏及びプラパン・ナイゴーウィット氏が落選する理由に関しては、僅かにナム氏はイムイェーム(笑顔を顔に浮かべる)という姓を持ちながら(タイ・ラック・タイ党に対して)微笑まない人物であると語るに留め、それ以上の詳細に関しては、「今明らかにするとマスコミと一緒に裁判所の被告席に立たされる」と語り明言を避けていました。 暫定上院議会に於ける選挙委員会委員の選出に絡んでは、タイ・ラック・タイ党のシンパが多い現在の暫定上院議会の勢力分布では、ゲーオサン氏やナム氏等の反タイ・ラック・タイ党と見られる人物の当選は難しいとの見方や、特定議員の当選を阻止する為にタイ・ラック・タイ党から5,000万バーツの現金がスチョン暫定上院議長に渡っているとの噂が取り沙汰されています。 尚、暫定上院議員のソムブーン・トーンブラン氏(ヤソートン県)が、特定の候補者の選挙委員会委員就任を阻止する為にタイ・ラック・タイ党が5,000万バーツの現金をスチョン暫定上院議長に支払ったと告発している事に関して、タイ・ラック・タイ党のスダーラット副党首は13日、党は既に暫定上院議会によって選出されたいかなる委員も受け入れる準備があると語り買収疑惑を否定していました。
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