選挙委員会のピーラポン副報道官は7日、現在行われているタクシン暫定首相の"公務視察"に於ける言動が選挙法に違反するか否かの判断に関しては、現在選考作業中の新委員メンバーに委ねられるとの認識を示した上で、既に職員がタクシン暫定首相の公務視察を緊密に監視している事を明らかにしました。 尚、票の買収行為であるとの批判に晒されていた雌牛や土地証書等の住民への提供は、本当の意味での"中立"な選挙委員会委員が選任され、選挙違反と指摘されるのを嫌ったのか、結局土壇場で中止になったようです。 因みに、タクシン暫定首相は、雌牛頭の提供を中止した代わりに、過去に住民に提供された雌牛100頭を演説会場前に連れてきて、これまでの貧困対策政策の成果を強調すると共に、近い将来状況が変わったら雌牛や土地権利証書を住民に提供するよと語っていました。
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