ルゥアンロート国軍最高指令長官は7日、南部国境三県内に於ける一連の不穏な動きに関係している一味側が、県知事を初めとする域内の重要人物を暗殺する為に、各県に5人ずつ殺し屋を配置していると報じられていることに関しては、単なるデマに過ぎず事実ではないと否定した上で、この噂をいたずらにファクルッディン暫定上院議員襲撃事件と結びつける事が無いようマスコミに要請しました。 しかし、ルゥアンロート長官によると、いずれにしても起こりえるあらゆる可能性を想定して、警戒の引き締め強化を図る方針には変更はないようです。 一方、前後してコンサック暫定国務大臣は、ファクルッディン暫定上院議員の襲撃が、一味側の計画の一環として為されたものである可能性があるとして当局側に関連性を調べるよう命じたことを明らかにしていました。 尚、ファクルッディン暫定上院議員襲撃事件に関しては、7日までに氏の息子及びタンマラック防衛大臣何れも、経営する学校で大量放校処分が下された事と襲撃は無関係であるとの認識を示していました。
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