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　伊藤忠エネクスは、グループ会社のＩＴＣエネクス・タイランドが、センコーグループホールディングスのグループ会社センコー・ロジスティックス・ディストリビューション・タイランドに自家消費型太陽光発電設備を導入する契約を締結したと発表した。

　今回の契約では、太陽光発電設備の設置費用をＩＴＣエネクスが負担し、センコーは初期投資費用が不要。その代わり保守点検費用を含めた設備利用料を月額固定で支払う。

　導入する太陽光発電設備は、パネル出力１７２．８ｋＷとなる。導入前と比較して使用電力量を約３３％削減でき、ＣＯ２排出量を年平均で約１２５トン削減できる。

　伊藤忠エネクスは、２０２０年４月にタイ及び近隣諸国で太陽光発電・省エネ関連事業の展開を目的にＩＴＣエネクスを設立した。今回の事業がタイでの第１号案件となる。