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　住友電気工業は、タイのジーニアス・トラフィック・システム社とタイにおける高度道路交通システム分野での協業合意書を締結したと発表した。

　ジーニアス社は交通信号灯器・信号制御機や、道路情報板などの交通管制システム用機器を製造・販売しているタイの大手メーカーで、長年にわたりバンコクやタイ地方都市への納入実績があり、住友電工は車両感知器から収集した交通データを一元的に管理・解析して信号制御（交通信号の赤・青の最適なタイミングを自動計算）を実行する交通管制センターをバンコクに構築すべく、協業に至った。

　また住友電工は、日本で培ってきた高度な交通管制システムアルゴリズムを適用することで、交通渋滞の低減に貢献し、交通管制システム分野の社会インフラ整備が継続的に行われるよう、共同で地元当局に働きかけていく。