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　セイノーホールディングスは、タイのサハグループとタイ国内に合弁会社セイノー・サハ・ロジスティックスを設立し、ＡＳＥＡＮ地域で物流事業に関する事業を展開していくと発表した。

　タイにおける貨物量は世界の大手メーカーの生産拠点としてその地位を高めるにつれ増加傾向にあり、タイ国内小売業者向けの貨物量も大都市圏の発展と共に拡大傾向にあること、またＡＳＥＡＮ地域ではＡＳＥＡＮ経済共同体（ＡＥＣ）が今年発足する見通しであることから、域内経済の活性化とモノの移動の自由化により、同地域における物流市場は今後更に拡大すると見ている。

　この需要に対応するべく、サハグループの物流基盤と当社グループが有する物流事業におけるノウハウ・技術を融合することで高品質・低価格のサービスを提供していくことで合意したそうだ。

　この合弁会社は資本金２０００万バーツ。セイノーホールディングスが５１％、サハグループが３９％、その他が１０％出資する。