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　三井製糖と三井物産は、タイで製糖・発電事業を手がけるコンブリー・シュガー社の新株予約権を行使したことを発表した。

　昨年２月に実施した第三者割当増資を引き受けた際に同時に取得したもので、今回の講師によって三井製糖は２億１０００万バーツ、三井物産は４億２０００万バーツを追加出資し、出資比率をそれぞれ５．６％、１１．１％に引き上げる。

　タイは世界第２位の砂糖輸出国で、グローバルトレードの最重要拠点とされていること、政府の農業政策の転換によりコメからサトウキビへの転作が奨励されていることから、今後５年間で１．５－２倍の生産量が見込めることが新株予約権行使の理由としている。