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　タイ地元紙によると、ライオン（タイ）ブンリット取締役は、これまで政情悪化による消費財市場への影響は見られないとし、今年１－５月の売上は前年同期比１６－１７％増の４０億バーツとなっていることを明らかにした。このことから今年の年間総売上は、目標通り１００億バーツに達する見通しであるという。

　市場の需要が好調なことから、オーラルケア商品などの生産能力増強の投資予算を当初の５億バーツから７億バーツに引き上げを決定したとのこと。

　同社は、現在日本や中国や米国など１０カ国に商品を輸出しており、輸出比率は１０％となっているが、５年以内に輸出比率を２０％まで引き上げるとしている。