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　カシコーンリサーチセンター（ＫＲＣ）は、タイの今年第４四半期のＧＤＰ成長率は前年同期比４．０％以下となり、今年通年の同成長率も４．７－５．０％程度にとどまる見通しであると発表した。

　現在多くの業種が来年の受注が今年に比べ大幅に落ちていることを危惧している。また世界的経済停滞に直面していること、タイ国内の政情も不安定なことからタイ国内での購買意欲の低下、外国人旅行者の低下、投資家の資金引き揚げ等により、今後経済がさらに悪化する見通しだという。この停滞は来年第１－２四半期にも影響するとしている。

　だが原油価格相場の下落によりインフレが大幅に抑えられることや、タイ政府による経済促進政策も実施される予定といったプラス要因もあるという。