憲法裁判所は本日(13日)、野党民主党が中心となって憲法改正審議の即時中止をに求めた裁判で、証拠不十分で全ての訴えを退けた。 タクシン元首相を海外に追放したクーデター政権が制定した憲法を、現与党プアタイ党が改正しようと国会審議が行われていたが、野党民主党が憲法改正を国家転覆罪と結びつけ、憲法裁判所に訴えていた。 前日からタクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)が集会を行なっており、裁判の判決次第で政情が再び悪化する恐れが出ていたが、まぬがれた模様だ。